11月に入り、朝晩の気温変化に冬の訪れを感じるようになりました。
スーツスタイルにおいて、気温変化に対応するにはニットベストを着用したり下着を増やしたりと、重ね着を
余儀なくされていました。重ね着は、スーツ内のユトリ量を奪うだけでなく、着崩れしてシルエットもスマート
ではありません。
今回は、着崩れを解消するハイテク素材を紹介します。
●サーモライトを使用した高機能性服地
ほかにもこんな機能性素材もあります。
●NANO撥水加工服地
ナノ【10億分の一メートル】という極小レベルの薬剤を使い、ウールに高機能を持たせた素材。
ナノテクノロジーを応用して、繊維の一本一本を特殊加工を施し、風合いや通気性を損なう事なく
快適な撥水・撥油性を実現しました。
●ジャケット服地
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現在の一般的な織物は、高速織機が使われていますが、ションヘル織機(低速織機)を使い、
手織り感覚で仕上げています。例えば、ある種の生地で高速織機が1反50メートルを1日でおるのに対し、
ションヘル織機では4日間かけて丁寧に織り上げる、といった具合です。
テンションが強くかからないので、手編みのニットのような膨らみをもった仕上がりの素材です。