5月に入りGWも始まり、いよいよ春から夏へと季節の移り変わりを感じます。
今シーズンの春夏スーツで販売好調のインポート素材をご紹介いたします。
アルフレッド・ロディーナ
イタリア素材では、珍しく経糸と緯糸が双糸つかいとなります。通常、国産素材や英国素材などはこの双糸つかいがベーシックですが、イタリア素材は経糸双糸、緯糸単糸という素材が多く見受けられます。
双糸とは2本の糸を撚りを掛けて一本の糸にします。それに対し単糸は一本の糸をそのまま使用します。一般的に単糸つかいのものより双糸つかいのものの方が、丈夫と言われています。ではなぜイタリア素材に単糸つかいが多いのでしょう。
ストレートな糸使いの方が、色・柄がきれいにでるからでしょうか。ファッションの国イタリアならではの感覚だと感じます。
1961年創業 イタリア中規模メーカーで、有名ブランドのパンツ素材などにも使用されることから、感度と耐久性を兼ね備えた素材となります。