FLOWオーダーの流れ

1

カウンセリング

ご来店いただき、お客様とのコミュニケーションの中でご要望やお好みをお伺いします。
使用用途やご職業、職種などによって、ご提案する生地や色柄が異なります。
お客様との会話から出来上がりのスーツのイメージを共有します。

2

生地を選ぶ

毎シーズン、銀座山形屋独自でご用意する服地は約250色以上。
イタリア・イギリスなどの各種インポートブランドは、服地バイヤーがトレンドなどを加味しながらセレクトしています。
中には他社では取り扱いの無いブランド各社とコラボレートした服地も含まれます。
また、国内服地では、日本最大の毛織物産地“尾州”の生地メーカーと開発したオリジナル別注服地もご用意しています。その中から、お客様のお好みはもちろん、スタッフのアドバイスも参考にしながら一緒に選んでいきます。

3

モデルを選ぶ

ご用意するスタイルモデルは、立体的で重厚なバストボリュームを持つ銀座山形屋ハウスモデル「サヴィルロウ・ドレープ」、力強さを感じさせる英国テイストの「ニュープリティッシュ」、流麗なラインが魅力の「イタリアンクラシック」、絞りの少ないボックスシルエットが特長の「ニュートラッド」の4つのスタイルをメインに、他にも各種スタイルをご用意しています。
お好みや用途に応じて、各種モデルサンプルなどを見ながら決定します。

4

採寸

採寸は実際にお客様の身体を実測していきます。リラックスした状態で各所を測るのが理想です。
おおよそのイメージの元となるゲージサンプル（見本服）をご着用いただきます。スタイルシルエットも把握しやすくなります。その後、各所をお好みに合わせて補正していきます。身体を動かしながら、着用感を確認していただきます。

5

ディティールを選ぶ

選んだ服地、体型とのバランス、そして出来上がりのスーツのイメージを考慮しながら、基本のスーツデザイン・ 各所のディテール（ジャケット…衿・ポケット・袖口・ベントなど、パンツ…プリーツ・脇ポケット・後ろポケットの形状など）、を決定していきます。

6

裏地・釦を選ぶ

最後に洋服のスパイス的な存在となる裏地と釦を選びます。釦は素材や大きさ、色など様々にご用意しております。選んだ釦と生地を組み合わせることでイメージをつかめます。
また、裏地は、色柄や素材に加えて、通気性も加味しながら選びます。
普段は見えない部分なので、自分らしさを表現することもできます。
縫製クラスによって、無料選択可能なサービスオプションが異なりますので、詳しくは店頭スタッフまでご確認ください。

7

縫製

GINZA YAMAGATAYAの各オーダーアイテムは、「スタンダードオーダー」「カスタムオーダー」「ロイヤルカスタムオーダー」の3種類あり、直営国内ファクトリーで、熟練の職人によって、どのクラスも丁寧に縫製いたします。

「スタンダードオーダー」は、一般的に“イージーオーダー”と称されるクラスです。あらかじめ用意されたゲージ服を試着し選び、お客様の体型に合わせ採寸・細かな“体型補正”を行うオーダー方法になります。しかしながら豊富なデザイン数と、他に類を見ない数々のオプション等、イージーオーダーの範疇を超えて「オーダーメイドの作る楽しさ」をご堪能いただけるべ―シック縫製クラスです。
※ご注文からお渡しまで約2週間が仕上がり目安となります。

「カスタムオーダー」は、100%マシンメイドとなり、オリジナル毛芯をはじめ、付属材料やディテールにこだわりと時間をかけ、立体的で繊細な縫製をするクラスです。
※ご注文からお渡しまで約2～3週間が仕上がり目安となります。

「ロイヤルカスタムオーダー」は、フルハンドの技法とマシンメイドのスピードを融合した60%ハンドメイド/40%マシンメイドの縫製クラスです。軽い着用感と立体感溢れるフォルム作りの為に、全325工程の内、約60％を手仕上げにて縫製を行います。手縫いの主要工程は襟・肩・胸仕上げ・背仕上げが手縫いである事の他に、職人技法のアイロンワークによる入念なクセ取りも行います。
※ご注文からお渡しまで約4週間半が仕上がり目安となります。

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フィッティング・完成

仕上がりはご試着いただくことが基本です。
各部のユトリや着用感がイメージと違うことがまれにありますので、必ずご試着をお願いしております。
そうすることで、次回、オーダーいただく際にも安心してご利用いただけるようになります。
修正後の採寸データも、大切に保管いたします。